はじめまして。
内海と申します。
はじめに、この記事を書きアップすることに迷いがあったことを述べておきたい。
理由は諸事情あり、個人的なことがほとんどだが、この記事が必要とされるか、言わば需要があるのか全くもって不明であることが挙げられる。
それでも、声優アーティストとしての渕上舞さんを応援したい気持ちがあること。加えて今回のライブを受けた皆さんの非常に良い反応・アウトプットを見て刺激を受けたこと。主にこの2点が今の私を突き動かしている。
さて、そんな前置きを終わりにして本題に入っていきたい。この記事では全体的なライブレポートというよりかは、本ライブを受けての私の感じたこと、感想を局所的に述べたいと思う。
最初にセットリストから。
0:おやすみのワルツ
1:Rainbow Planet
2:予測不能Days
MC
3:恋なの?
4:廻り廻る奇跡
5:揺れるMoonlight
6:TRΛNSMISSION (KΛNΛTΛ)
MC
7:Blue Moon (Tridentより)
8:部屋の窓から見る花火
9:Meteor
衣装チェンジ
10:バレンタイン・ハンター
11:QT Show
衣装アレンジ
12:Dive Into Emotion
MC
13:操り人形クーデター
14:リベラシオン
15:A Crow
16:Crossing Road
MC
17:星空
〈アンコール〉
18:Love Summer
19:追想Colors
20:フラミンゴディスコ
とこのような曲目でライブが行われた。
私は無念にも配信視聴だったが、リアルタイムで観ることができ、自宅で声を出しながら参加した。その為、これはこれで楽しむことができたと思う。
感想を連ねていくと、
まず、私のお気に入りの曲である「揺れるMoonlight」と「A Crow」が披露されたのは大きかった。前者は言わずもがなだが、後者の選曲は予想できなかった。舞さんの歌唱力が以前よりパワーアップしていることを実感したうえに、この2曲のライブ音源は私に力をくれた。何故この2曲を推しているかはまた別の機会に記事にできればと思う。
次に「恋なの?」に関して。
今回のライブから新しいダンサーさんが加わっていることが、公式YouTubeの紹介動画で分かっていた為注目していた。
どのタイミングで出てくるのか、というような深いことまでは考えていなかったのだが、「恋なの?」が始まると同時に小劇場のようなスタンスでダンサーさんが登場し、開始数十秒程でなるほどね、と理解した。見事に曲の雰囲気を表現していた。
ちなみに、セルフカバー曲も2曲披露された。コンセプトアルバムから1曲と、Tridentのソロとして1曲。こちらは詳しく話せる方が沢山いると思うので、私から特段話せることは無いが、言えることが一つだけ。両曲とも「星空」というテーマにバッチシハマっていた!!
続いて「Dive Into Emotion」のダンス。
初披露のあの場で、あれほどカッコ良く歌い、踊って頂いたおかげで、私の中での「Dive Into Emotion」の印象は以前とは比にならない程強くなった。舞さんとしては挑戦の領域に入ったであろうあのダンス。本当にカッコ良くキマっており、驚きが隠せなかった。
また、ここのブロックでは「バレンタイン・ハンター」「QT Show」を終えての衣装の早着替えがあり、腹部が露わになる形へと変わった。カメラ越しに見ていたので、最初こそキレイなおへそへと目が行っていたのだが、次第にあれっ?となったのである。そう、皆さんが話題に多く上げていた腹筋に気付いたのである。カメラはバストアップを映すことも多く、たまの少し引いた映像を何度か見ると気付くことができた。いやいや、PPMなどで事前にセクシーパートがあるとは聞いていたが、腹筋を見せてもらえるとは聞いてない!(笑)女性としては本当に美しく、程よく仕上がっていたのである。
そして2ndアルバムの表題曲であり、今回の3rdLIVEのテーマでもある楽曲「星空」について。
歌唱直前のMCで、ご自身から渕神様のありがたいお言葉と称して、曲に込めた思いを少し述べていたのだが、私からすると冗談抜きで本当にありがたいお言葉だった。
「星空」に関してはリリース後から、渕上舞学会(笑)の皆さんの考察や解釈を目にしたり耳にしたりしており、それに対して深く頷いているような状況だった。
そんな中、今回は舞さんの口からご自身の言葉で考えを発せられていたことが大きい。これを聞くことで、この曲に対して我々がどのような心をもってあるべきか。それがより鮮明になったのではなかろうか。我々、とまとめるように言ったが、視点はそれぞれの立ち位置で良いと思う。
以下、筆者の記憶からお言葉を引用すると、
「この曲は、人生において上手に取捨選択していきましょう、という曲。それが伝えたいことであると同時に、自分もそれが苦手だから自分にも言い聞かせている。
仕事でもいいし、(言ってしまうと)人もそう。
嫌だったら辞めればいいし、付き合うのを止めればいい。歌詞にもあるように、大事だと思って一生懸命集めたはいいけど、こぼれてしまうものがあっても仕方ない。しかし、さよならした後でもう知らないとなるのではなく、捨てたことさえも覚えていられれば、人生がもっと豊かになるのではないかなと思う。」
皆さん様々思うところはあると思うが、個人的に止めればいいの対象に“人”を挙げていたのがとてもポイント高い。こんなことを書いている私自身どうなんだという感じではあるが、私の人生において相性が合わない人間は沢山いるのだ。私の知り合いにも相性の悪い人間関係がダラダラと続いて悩んでいる人がいた。勿論、生活していく上でどうしても不可欠な人間関係もあるだろう。しかし、そこからはみ出した相性の悪い人間は切ってしまえばいい。そう思う私は悪か?と思っていたところにこのお言葉があり、どれほど救われたことか...。
また、この曲がリリースされる以前から、私は仕事や人、その他何かから離れようとしている人たちに「どんなに嫌になってもそこにいたこと自体は忘れるな。それもお前自身の一部なのだから。」と言ってきていた。
もうここまで来ると後出しジャンケンの後出し論のようだが、舞さんのラジオやそれまでのアーティスト活動の振る舞いから、どこか私の考えを救ってくれるような感触を覚え、応援するに至ったのではないかと勝手に思っている。
そしてここまでで思ったのは「嫌だと思ったら止めればいい」という考えの舞さんが、今回のライブで仕上がった腹筋を見せてくれたこと。無論ある程度のトレーニング無くしてあのお腹はあり得ないだろう。努力したのだと思う。努力が苦手な舞さんが努力をして身体のコンディションを整え、ダンスや歌唱を披露してくれた。それだけ、このアーティスト活動を楽しんでくれているということに繋がるのではなかろうか。そう考えると、こちらまで嬉しくなってくる。ここがミソなのではないだろうか。
そんなこんなで感傷に浸る場面もありつつも、「星空」というライブのコンセプト自体がとてもシンプルで好きだったので、とても楽しいライブだった、の一言に尽きる。
客席を含めた会場のライトアップは紛れもなく星空だった。
アーカイブは5月2日本日まで!なので気になった方は是非ご検討を。配信チケットはランティスのTwitterやHPから。ギリギリですが(苦笑)
もう観た方も何度でも見直しましょう。
それではこの辺りで失礼します。